予防接種後、どのくらいで手術していい?生ワクチンと不活化ワクチンの違いとは
インフルエンザワクチン、みなさんはされましたか?
昨日打ってもらいましたが、腕が腫れてめっちゃ痛いです…
真っ赤になってます💦
うちのオペ室は常に麻酔科の先生がいるので、オペ室にワクチンが届けられて誰か先生にお願いして打ってもらいます。
誰にしてもらおうーってなると、人気な麻酔科医と選ばれない麻酔科医がいますね。
ただの注射だろうが、腕の良い人がいいですもん
レジデントはまず避けられちゃいますね(笑)
打たれる前から本気で泣いてる後輩がいて、ちょっと笑っちゃいました。
看護師でも怖いもんは怖いもんね、
気持ちはすごくわかるんだけど、ガチ泣きするほどとは。
オペ室でよっぽど怖いもの見てるはずなのに(笑)
可愛い後輩です💓
さて、ついでに予防接種の問題いってみましょう。
ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンとトキソイド(毒素)の三種類がありますね。
完璧に覚える派の人には理解されないかもしれませんが
ぶっちゃけ言うとね
生ワクチンさえ覚えてしまえば大丈夫(どーん)
生ワクチンは、ポリオ、MR(麻疹・風疹)、おたふく、水痘、黄熱、BCGです。
ということはこれ以外は不活化ワクチン!(トキソイドは不活化ワクチンの括りにしています)
そう思えば覚えられそうでしょ。
ということで答えは1のインフルエンザですね。
続いては少しレベルアップ。
1…吸入麻酔薬の免疫抑制…なにそれ?って感じですかね
吸入麻酔薬がリンパ球のアポトーシスを誘導するために免疫抑制作用が発現します。
全身麻酔自体が直接免疫作用を抑制させるという報告もあるとのことです。
2…定期予防接種の一類二類って
看護師の国試でも勉強してるはずなんですけど覚えてますか?
一類疾病は集団予防接種、二類疾病は個人予防摂取です。
思い出しました?
3…一般的に、
生ワクチン接種後4週間、不活化ワクチン摂取後1~2週間の間隔をあけます。
緊急オペのときはオペが優先なので、そんなの気にしていられませんけどね!
4…不活化ワクチンの液性免疫って…
知らないと、はぁ?ポカーンって感じですね(笑)
そもそも普通に罹患した時って、細胞性免疫と液性免疫が得られます。
生ワクチンは弱毒化した細菌やウイルスを使っているので、普通に罹患したときと同じ免疫が得られます。
軽く感染した状態になってるわけです。
それに対して不活化ワクチンは、液性免疫のみ。
つまり抗体が血液中にある状態、それだけってことです。
5…インフルエンザは不活化ワクチン。もう覚えましたね〜
ということで、145で答えはCです!
ワクチンの問題はよく出るけど
こどもがいたら予防接種に行くので覚えられそうなんですけどね〜
私はこどもがいるので、そういうところは得しました😆
みなさんも小さい頃に集団で受けた予防接種を思い出して、頑張って覚えていきましょ〜
今日はここまで!